更年期障害について

更年期障害とは

更年期とは女性の閉経10年前から閉経後5年の期間をいいます。更年期になると女性ホルモンの分泌が急激に減少します。その変化に体がついていけず体だけでなく自律神経や精神状態にも不調が起こります。これらの不調を更年期障害と言います。

更年期障害の原因

卵巣の働きが衰えエストロゲンの分泌が急激に減ることでエストロゲンによって調整されていた女性特有の身体の機能がうまく働かなくなります。

またエストロゲンが減少すると脳が女性ホルモンを出すように卵巣に指令を送り続けるが、卵巣の機能が低下しているためホルモンを出すことができずに脳がパニックを起こし自律神経のバランスが崩れ体や心に様々な不調が現れる。

年齢的にも仕事、子育て、親の介護など仕事や家庭でストレスが増える年代でもあることで体の変化に精神的なストレスが加わり症状が重くなる。

近年では閉経前後の女性だけでなく若い世代においても、ダイエットなどで身体に無理な負担をかけることにより、生理のサイクルが乱れ、生理不順が進むことで卵巣機能の低下が起こる若年生更年期障害も多く見られる。女性だけでなく男性においてもホルモン分泌の変化により体調不良を起こすこともあると言われています。

更年期障害に対しての当院の鍼治療

女性の場合は骨盤内、子宮周りの血流の改善を狙い背中から腰、足などにある婦人科系疾患に対応したツボを使い治療を行う事で骨盤内の血流増加を促し子宮の働きを正常化することで自律神経のバランスを整えていきます。

主に鍼治療での対応となりますが、整体での対応も可能です。苦手な方は刺激量を調整します。