前十字靭帯損傷について

人間の膝は全部で4つの靭帯により支えられて成り立っています。この4つの靭帯のうち前十字靭帯と呼ばれるものは、すねの骨が前にずれるのを防いだり、膝がねじれるのを防ぐなど、膝の安定性を保つために欠かすことができないものです。

この前十字靭帯が緩んだり断裂することを前十字靱帯損傷と呼んでいます。

前十字靭帯損傷による症状

症状については、損傷を受けた直後には激しい痛みが感じられ、関節内に出血が起こります。損傷の際にぶちっという鈍い音が聞こえることもあるほどです。

内出血による腫れが起こった場合、直後に動くことができても、だんだんと腫れが強くなるにつれ動くことができなくなります。

損傷の具合によっては出血しないこともあります。2～3週間程度が経過すると、痛みや腫れが改善して歩行できるようになる場合もあります。

前十字靭帯損傷の原因

原因については、一番はスポーツの際の怪我が当てはまります。バスケットボールやバレーボール等のようなジャンプと着地を繰り返すスポーツや、ラグビーや柔道などのように相手選手と激しいぶつかり合いをするスポーツ等が該当します。

ジャンプからの着地、ダッシュをしているときの急な急な方向転換などの際に起こりやすいです。場合によっては半月板の損傷や、膝のその他の靭帯に損傷が起こるケースもあります。

前十字靭帯損傷は当院にお任せください

当院はスポーツによる怪我の治療も得意としております。痛みのために大好きなスポーツをあきらめる事がないよう、スポーツ障害治療の専門家である当院にお気軽にご相談ください。